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全国にはただ一つとして同じ土地はないんです。

さて、宅建士の中根です、こんにちは!タイトル通り全国にはたった一つとして同じ土地はないんですって事で、私が以前、売買がらみで物件調査に行ったとき、面白い土地と巡り合いました、結構珍しい話(物件)なので、不動産エピソードとして書いてみようと思います。

 

とてもローケーションが良くて、良い土地だったんです。

さて、私くらいの経験(20年以上)があると、土地を見ただけでだいたいの面積が解るんですよね、まっ正確ではないですが、だいたい300坪とか、小さい土地でもだいたい20坪とかといった具合です。
そこで、リゾート兼居住用のマンション用地が売りに出されている情報を頂き、車で2時間かけて静岡県の某所へ行きました。
現況その土地には店舗が建ってまして、軽食とコーヒーみたいな感じの50坪くらいの平屋建てです。
ですが、現地に着いて土地を見た時、違和感を感じました。
うぅ~ん、なんか変だなって感じですね。
物件資料では500坪以上ある土地なのですが、どう見ても私の感では300~350坪って感じですね、良く傾斜地なんかでは、有効面積なんて言い方をしますが、ここは、真っ平らな土地なんです。

 

敷地の横に川が流れている。

実は、この敷地の横には県の一級河川が流れてまして、川の水位は低くて、川の水面までは傾斜地なんですね。
あ、このぶんが少ないのね!って思ったのですが、それでも私の目測とはまだ合わず、小さいんですよね。
現地にて悩みました、それで私の師匠に当たる方に電話をして聞いてみました。
すると、官民民民査定をちゃんとしていないかとか、実測と公募(登記簿)の面積が極端にずれているとか、様々な憶測が飛び交いました。
いずれにしても、売買には該当しない問題物件という結論になったのです。

 

粘って、色々見てやっと見つけた事実

実は、物件資料に測量図が添付されてまして、大体の見当で測ってみたのです、私のような者はだいたい1歩で90cmとか1mとかって普段から意識して、訓練もしてるんですね、街中で道路の側溝の蓋が1枚長手が60cmとか、タイルの大きさは15cm角やビルなんかではもっと大きなタイルだったり。
それで補足した先は、なんと川の中だったんですね!
ひぇ~って感じで、なんと境界杭は水面の下、水中なんですよ。
これには、私もびっくりしたのでした。
こんな事があるんですね、世の中には、やっぱり同じ土地は一つもないと実感した瞬間でしたね。

 

実は更に問題が発生

上司の指示で物件調査は終了だったのですが、実はこの土地、まだ問題があったのです。
驚きますよ!
私たちは、土地の前面道路等の接道部分の道路をよく見ているんですね、それにより、ガス、水道、下水の状況が良く解るからですね。
今回の道路は幅員6mの道路で、特に問題は無いのですが・・・
いや、何も無いのが違和感ですかね、上水道がないんですよ、下水は場所柄浄化槽って確認できたのですが、上水道が無いんです。
そこで、道路をテクテク歩きました、なんと500m位先で上水道が止まっているんですね。
マンホールが無い!
でも不思議、店舗で軽食とコーヒーでしょ、考えられるのは井戸ですか?
井戸なんですよ、しかも日本の名水100選に選ばれている名水の井戸。
これはお店に入りコーヒーを注文。
店員さんに質問「コーヒー美味しいですね!水がいいのかなぁ~」って感じで聞いてみた。
回答は、予想通り、井戸水で、名水とのことでした。
これは何となくいい発見だと思いましたが、マンションにはどうよ?って感じですよね。
実際500m先から浄水を引くには相当な費用がかかること、そして水道管が通常の住宅用のモノならマンションでは既存の状態では許可がでませんね。
そうなると、考えたくない位の費用と時間がかかると予想できますね。

 

全国にはただ一つとして同じ土地はないんです。

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