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土地に纏わる困った人々

こんにちは、宅建士の中根です。今回は本当に多い話で、土地に纏わる困った人々の話です。日本人は土地に対する執着が大きいので、様々な困った人たちがいますね、そんな話をしてみますね。

 

反省もしない、とぼけてるペンションオーナーのおじさん

これは、以前私がリゾートマンションの土地を扱った時のお話になります。
場所は、東北地方、リゾート地、冬はスキーで有名な場所、夏は近くに湖がありとても素敵な環境の土地です。
国立公園内なので、建物を建てる時は、外観の色、設備等、様々な規制を受ける土地ですね。
さて、実際に1級建築士と現地調査に行った時の話をさせて頂きます。

 

縄伸びって言葉知ってますか?

山林や農地転用(農地を宅地にする許可)が済んでいない土地は、実測をしていないので、登記事項証明書では小数点の数字が表示されていないんですね。
更に、実測していないので、アバウトな面積が登記事項証明書に記載されているんです。
そこで、道路との境界部分の境界杭を確認して同意して測量をするんです、これを官民査定と言います、近隣との敷地の境界杭を確認して測量するのを、民間同士なので、民民査定といいます。
ここで測量して土地が大きくなったことを縄伸(延)びっていいますよ。
私が扱った土地は1万坪強で、売買の時にすでに官民、民民査定が済んでおり、実測面積も確定している土地だったはずなのですが、

 

敷地が縮んだ~

同行した1級建築士と土地を見ながら、建物のゾーニングやら基本コンセプトやら話しながら歩いていると、なんとなく違和感を感じるのでした。
1級建築士さんも同じ違和感を感じたようです。
なんとなく、土地が小さくなった?ってお互いに感じていたようで、言葉にしてみたのです。
先生、土地縮んでませんか?って私がいうと、先生も、なんか変だよね、杭の場所が以前と違うような気がするんだけど。
そんな会話をしながらその日は、帰社して、上司に違和感の話をしてみたのでした。

 

巻き尺片手に距離を測るぞ

上司はとても前向きな方で、翌日現場に行くことになりましてね、巻き尺持って行こうって、特に長いやつねって(笑
そして、上司と二人で現場で巻き尺~図ってみた!
10m以上、15m以上距離が合わない杭を発見するのでした。
しかも2つの杭は隣のペンションの土地との境界部分です。
上司「やられたか?境界杭動かしたろ!」って怒ってました。
実は、隣のペンションのおじさんが、勝手に杭を抜いて、せっせと埋めなおしてたようだ。
事実確認をすると、白状したのです、当然裁判等で対抗しますよって話をしたら、自白しました。
本当に困ったおじさんです、
1万坪以上あって山だし、バレないと思ったと言われたときには、私も呆れてしまいましたね。

 

実は境界杭の問題って多いのね

東京23区のような狭い土地では、境界杭を毎日蹴っ飛ばしてたら、数センチ動いたなんて話は実際にあるんですよ、それでも数平米で土地の価格は上がりますからね、これは測量士さんから聞いた話です、実査に経験されたそうですよ。
さて、境界杭問題ですが、一般の建売住宅を購入した時はいかがでしょうか、実はほとんどがお隣との敷地にブロック塀を作る時、境界の中心に立てているでしょ、これ意外と後で問題になったりしているんですよ。
地震なんかで亀裂がはいったり、その他経年変化で亀裂や、一部破損した場合ですね。
両方の所有者が同意しないと勝手に修理できない、当然費用も折半ですね、これが以外と話がまとまらない。
大きな家や古い家は、大概ブロック塀は中心の内側に作っているんですが、建売住宅ですと費用がかさむので中心なんですね、最近では道路面はオープン外構が主流ですが、お隣との境界はブロック塀ですよね。
普段から仲良くして、たまにブロック塀の話とかできるといいのですが、

 

さて、今回は境界杭を移動させた、困った人のお話でした。

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