両親に介護認定を受けてもらう
親が認知症になって、自分を含めて家族が介護が出来ないとなったらどうするか?
それはまず、居住の市町村窓口か、地域包括センターに相談してください。
デイサービスやショートステイ、あるいは老人施設入居などを考えている場合を含めて、まずは介護認定申請を行います。
居住の市町村の介護保険課窓口、地域包括センター、または、市町村のHPから用紙をダウンロードして申請書を用意します。
記入が済んだら、必要書類、印鑑などをそろえて市町村の窓口か地域包括センターに提出に行きます。
忘れ物がないように申請前には電話で持ち物チェックをするといいですよ。
忘れ物がないように申請前には電話で持ち物チェックをするといいですよ。
申請すると本人の被保険者証は認定結果が出るまで、市町村に預けることになりますので、それまでに被保険証が必要になった場合にその代わりとして介護保険資格証をもらってください。
申請書類による受付が完了したら、いよいよ調査員による訪問調査が行われます。
実際に介護度がどれほどなのかを判断する調査で、本人への聞き取りにより、その暮らしぶりや状況について確認が行われます。
実際に介護度がどれほどなのかを判断する調査で、本人への聞き取りにより、その暮らしぶりや状況について確認が行われます。
調査員は市区町村の担当職員や委託されたケアマネージャーが担うことになります。
調査員も市区町村から派遣されますのでご自身でケアマネージャーなどを探す必要はありません。
調査員も市区町村から派遣されますのでご自身でケアマネージャーなどを探す必要はありません。
また、訪問調査に加えて主治医の意見書も必要になりますが、主治医がいない場合は、市区町村から指定された医療機関で診断を受けることになります。
申請書を提出した後、市区町村から訪問調査の日時に関する連絡がありますので都合のいい日時と場所を伝えましょう。 自宅に訪問してもらう方が多いようです。
調査員が来る前に本人の普段の様子をメモするなどして、聞き取り調査時に調査員に報告する事をお勧めします。
聞き取りはまず、本人に身体機能や認知機能についての質問がされます。
聞き取りはまず、本人に身体機能や認知機能についての質問がされます。
名前、生年月日、今日の日付や曜日、今の季節など基本的な事から日常生活についてなど、もろもろです。
本人は「他人が来た」ことで、普段とは違った態度で接する事が多いようですがその場をつくろうような返答をしても、調査員には本質がわかってしまいますし、補足でご家族が調査員に事実を伝えることで、本人の現状が把握されます。
ちなみにうちの母の場合、今日の日付を聞かれて「最近、目が悪くなって新聞を読まなくなったので今日は日付を確認していませんでした。
普段は、ちゃんとわかるんですけどね」なんて答えてました。
普段は、ちゃんとわかるんですけどね」なんて答えてました。
気を付けたいのは訪問日にご本人が体調を崩して寝込んだりしないよう健康管理をしていただくことですね。
せっかく調査日になっても本人の体調が悪ければ、調査しても正確な判断が出来ませんし、あまりにも普段と違う状態ですと訪問日を変更なんてことになりかねないからですね。
介護認定審査会において介護の要不要や要介護状態の判断が行われ、介護度によって受けられるサービスが異なります。
審査結果に不服がある場合は再審の申請もできます。
審査結果に不服がある場合は再審の申請もできます。
これから介護保険制度に基づく介護サービスを受けるために要介護認定を受けることが必要になりますので、申請の流れをお伝えしました。
異常が私の体験談ですが、ご参考になれば幸いです。