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事故物件を考えてみる

こんにちは宅建士のなかねです。最近では当たり前に事故物件の情報が出ており、事故物件だから賃料、価格が安いといった、ある意味借りる側、購入する側には利点になっていると思われますね。まっ事故物件として説明を受けて理解して借りたり買ったりするので問題はありませんが、ちょこっとだけ言いたいのでここに掲載させて頂きます。

 

事故物件ってなによ、何?

そもそもどこまでを事故物件とするのかは定かではないと思います。法律で決められているわけでもなく、まぁ~そこでなにかが起きた、あったという定義で事故物件と表されているのだと思われますね。
最近は事故物件専門のサイトや重視している不動産会社もあります。
そういった情報は信用できるし、間違いのない事故物件だと確信してます。
ですが、世の中には隠れ事故物件が沢山存在します。

 

事故後借主が現れると事故物件でなくなる事実

実は、事故物件って、事故を起こした方が退去した後は事故物件ですが、その後入居者がいて退去した後は事故物件とは言わないのですね。
これは、実際に賃貸契約で重要事項説明でも解説する義務はなくなるんですね。
おわかりですよね、事故後入居者がいたので、その方が普通に過ごして退去すれば事故物件として解説、説明する義務はないんですね。
瑕疵担保責任は問われない、目に見えない欠陥は無いという事になるんですね。
ですが、実際はどうでしょうか、他殺事件があった場合、近隣には記憶として長く忘れられない事件として根付いてますよね、ですが、説明義務はなくなります。
難しい話なのですが、過去をどれだけ辿ることが事故物件なのか定義が明瞭、明確ではないからです。
私にいわせれば、自殺、他殺があった場合はずっと事故物件と判断したい所ですが、これもまた難しい判断になりますね。
そりゃー数百年も遡れば、戦国武士が戦いをした場所だったりとね、まっそれは歴史的で事故ではなくロマンだったりもしますが。

 

何とも言えない経験をするんですね、事故物件って

こんな事書くと私の人間性を疑われる?って思いつつ、不動産の仕事をしていると不可解な経験をするもんだと私は感じている人の一人です。
スピリチュアルなお話が出てきてしまったりしますよ。
ですので、私はあえて言うなら事故物件には住めない人の一人です。
ってことで、事故物件にて私が経験したことを書いてみたいと思います。

 

千葉県某市、因縁めいた土地のお話。

私は、そこで販売責任者として15区画の売り立て分譲地を担当した時のお話です。
別にスピリチュアルに霊を見たとかって話ではありませんのであまり期待はされないで欲しいです。
この分譲地、なかなか売れないのです、駅まで徒歩10分圏内で土地も40~50坪、価格も近隣相場に比べて高くもなく普通に良い分譲住宅だったのですが、まず、お客さんが来ない、そして売れない。
まっ、私は変わり者の方なのでこんな時はこの土地の歴史というか、今までどんな使われ方をした土地なのか調べるんです。
元々は雑木林(まっ当たり前ですね)、その後大手のスーパーマーケットになりました、鉄道系なのでまずつぶれませんが、なぜか閉店してしまいました。そして次に手を挙げたのは、パチンコ店です。
今と違いパチンコ店も潰れない商売と思われていた時代ですね。
ですが、なぜか潰れました。
そして、暫く放置期間、その後私が所属した分譲会社が購入し、開発し販売に至るという歴史です。
さて、なぜ売れない、それは地元の噂、あそこは何をやっても繁盛しない土地。
こんな噂を耳にしました。
これよくある話なんですね、私の実家の近所にも何をやってもダメな土地があります、立地がいいので次々とテナントが変わりますが、2~3年で潰れちゃうんですね。
まっそんな事もあり対策を考えていたところ、分譲地の奥の隅の方に、お稲荷さんがあるのを部下が見つけました。かなり古い物で、放置された状態です。これはおそらく今までだれも気が付かないモノだったんだろうって感じですね。
元々は大きな土地を分割している土地(謄本で分かる)なので、この稲荷はきっと建てられた当時は敷地の真ん中だったんだなって理解しました。昔の人は稲荷を商売繁盛、災い除け等に信仰してますが、稲荷にはもう一つ建てる理由があるんですよ。
農地を沢山取引した経験がある私だから理解できちゃう事なんです。
それは、農家が自分の土地を守る為に、昔から敷地の中央に近い部分とか、まっ守る為に重要である場所に稲荷を縦て、その分だけ土地を稲荷を管理する神社に奉納しちゃうんですね。
こうすることで、切り売りしにくい土地になったりもするんです。
まっ、ちょっとしたお話ですが。
でも、今回の稲荷はどこのモノかわからない、古くて朽ちているので、正確には稲荷の残骸に近い状態です。
そこで、15年の付き合いがある某有名な神社の宮司さんに相談をしました。
結果として、気になるならお祓いしてみましょうと言う事になりました。
これは、神社と長い付き合いの私も聞いたことが無い言葉が続くノリト?祝詞?いえ呪文かも?
陰陽道に近いバージョンらしいのです。ですので、あまり拝んでいる言葉は聞かないようにと宮司さんに言われましてね。
ちなみにこの神社は2000年のれ基礎を誇る神社です。恐らく関東最古だと思います。
そして、1ヵ月かけて色々とお祓いの内容をこなしてみましたよ。
定期的に土地の四方に酒を巻いたり、お札を置いたりって、面倒でしたがやりました。
すると自然に客足が増えまして完売することができたのです。
因みに、おろそかにされた稲荷も神社で撤去して頂き拝んで頂きました。
特になにが?ってわけでもない話ですが、結局なにか忘れられた土地ってなにか気にしてほしい事があるのかなって事でしょうか。

 

不動産の仕事をディープにしてゆくと様々な経験をします。
スピリチュアルなお話も沢山あります。
そんな経験があるからこそ私は事故物件には住むことにとっても抵抗があります。

 

事故物件の中古住宅を販売する事になりました。

埼玉県の某所ですが、土地付き建物、中古戸建て住宅です。
ここであった事故は、老夫婦が片方の病気と看病苦で無理心中した物件です。
販売にあたり、査定に行きますよね、そうするとお部屋の中はかたずけもしていなくて、老夫婦が住んでいた状態のままなんですね、これって他人の私には結構厳しい空気感があったりして、それでも仕事ですからって言い聞かせましてね。
さて、査定をして販売価格も決めました、ですが当然相場よりかなり安いですよね。
ご近所は皆さん事実を知っているので、まっとうぜんですね。
ですが、販売広告では事故内容は書きません、物件の価格と内容だけの表示になります。
駅近、土地広、価格が安い、それだけで客の問い合わせは殺到しました。
まっ当然ですね、契約まで検討して頂いても事故物件とはなすとほとんどダメな状況でしたが、それでも買う人はいるんですよね。
まっ無事に契約が住みまして販売は終わりました。
さて、この物件、私が初めて訪れた時は、住んでいた状態のままと先ほど書きましたが、なにか感じちゃうんですね、張り詰めた空気感みたいなものですかね、私賃貸住宅の営業をしているときもこんな事を感じる瞬間が多くて、案内件数が少ない売買営業に変わったんです。
やはり、目に見えない人の思い、無念とか、残っているのでしょうかね。
まっ、不動産で1番怖いのは霊よりも相続争い、生きている人間が一番怖いですよ。

 

注意してほしい事

事故物件は公表されているものは安心ですが、隠れ事故物件があるので注意してほしい、恐らく隠れ事故物件も最近では公表しているサイトがあると思いますが、普通の人は、普通に物件を求める時には事故物件専門サイトはみませんよね、あくまで物件に携わる人間の誠意とか勤勉さとがの問題になると思うのです。事故物件だろうが普通の物件だろうが決まれば報酬が発生するので、本当に誠意とかの問題ですかね。
くれぐれも気を付けて物件探しをして下さいね。

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