介護老人保健施設(老健)とは
介護老人保健施設(老健)は、基本的に在宅での生活に戻ることができるようにするための施設です。ですから他の有料老人ホームや特別養護老人ホームのように終身制ではなく、入所期間3ヵ月ごとに退所か入所継続かの審査が行われます。
審査で退所と判定された場合は退所し、自宅に戻るか他の施設を探さなくてはなりません。
介護老人保健施設(老健)は、医療ケアを目的としていますから、医師や看護師、理学療法士、作業療法士といったスタッフが常勤して、リハビリテーションや栄養管理・食事・入浴などのサービスを受けることができます。
ケアプランも3ヵ月ごとに見直され、その時の身体状況に合わせて適切なケアを受けることができます。
運営:社会福祉法人
審査で退所と判定された場合は退所し、自宅に戻るか他の施設を探さなくてはなりません。
介護老人保健施設(老健)は、医療ケアを目的としていますから、医師や看護師、理学療法士、作業療法士といったスタッフが常勤して、リハビリテーションや栄養管理・食事・入浴などのサービスを受けることができます。
ケアプランも3ヵ月ごとに見直され、その時の身体状況に合わせて適切なケアを受けることができます。
運営:社会福祉法人
目次
介護老人保健施設(老健)の入所条件
介護老人保健施設(老健)に入所するには要介護認定(要介護1~5)を受け、病状が安定していて身体的にも精神的にも入院治療の必要が無く、リハビリテーションを必要とする65歳以上の方が対象になります。
介護老人保健施設(老健)の設備
居室: 多床室がほとんどで、室内トイレ、キッチンはついていません。
食堂・リビング: 入居者10名を1ユニットとした場合、ユニットごとに設置
浴室: 入居者10名を1ユニットとした場合、ユニットごとに機械浴室
その他、機能訓練室、健康管理・相談室、洗濯室があります。
食堂・リビング: 入居者10名を1ユニットとした場合、ユニットごとに設置
浴室: 入居者10名を1ユニットとした場合、ユニットごとに機械浴室
その他、機能訓練室、健康管理・相談室、洗濯室があります。
介護老人保健施設(老健)の費用
入所一時金はなく、介護保険料は利用者1割負担となっています。介護保険料金は介護度によって決まっています。
その他、施設ごとに異なりますが大体、家賃・水道光熱費・食費や生活雑貨、洗濯、電話代などで10万~20万円ほどになります。
ただ、所得により負担が軽減される「介護保険負担限度額認定証」制度もありますので、居住する市町村に問い合わせてみてください。
その他、施設ごとに異なりますが大体、家賃・水道光熱費・食費や生活雑貨、洗濯、電話代などで10万~20万円ほどになります。
ただ、所得により負担が軽減される「介護保険負担限度額認定証」制度もありますので、居住する市町村に問い合わせてみてください。
介護老人保健施設(老健)のメリット
・入居一時金がない
・専門技術を持つスタッフのリハビリが受けられる。
・医師・看護師が常勤しているので緊急時の対応がスムーズに行える。
・対処時にはご本人にあったリハビリや介護の仕方を教えてくれる。
・ご本人が入所中、家族は介護用に家を改築したり介護プランを考える時間ができる。
・専門技術を持つスタッフのリハビリが受けられる。
・医師・看護師が常勤しているので緊急時の対応がスムーズに行える。
・対処時にはご本人にあったリハビリや介護の仕方を教えてくれる。
・ご本人が入所中、家族は介護用に家を改築したり介護プランを考える時間ができる。
介護老人保健施設(老健)のデメリット
・長期療養型、終身制ではなく3ヵ月ごとに入所継続か退所の審査が有り長くて6ヵ月位しか
入所できない。
・医師や看護師、理学療法士と専門スタッフが揃っている、その為、月額利用料が高めである。
・多床室がほとんどなので、プライバシー保護に支障がある。
・リハビリテーションが中心なので、その分、レクリエーションなどの娯楽が少ない。
入所できない。
・医師や看護師、理学療法士と専門スタッフが揃っている、その為、月額利用料が高めである。
・多床室がほとんどなので、プライバシー保護に支障がある。
・リハビリテーションが中心なので、その分、レクリエーションなどの娯楽が少ない。
新型「老健」の創立
これまでの介護老人保健施設(老健)では、医療的ケアが必要ない利用者しか入所できませんでしたが、医療や看護に重点を置いたサービスができる「介護療養型老人保健施設」が創設されました。
これにより、胃瘻(いろう)、淡吸引、血糖値の管理や床ずれ治療なども行えるため、今まで老健の入所を断られていた方も入所が可能になります。
今までの老健と大きく違うことは、夜勤の看護師の常勤と医療機関からの受入れや医療的ケアが必要な方を規定数受け容れることです。これにより上記に示した疾患に加えてターミナル期の患者さんも入所できるようになります。
しかし、多くの従来型「老健」が新型老健への転換を予定していないことから、現状ではまだまだ従来型の老健に一時入所しなければならないのが実情です。
今後の対応に変更があるのか、日々情報をチェックしていくのが大切だと思います。
これにより、胃瘻(いろう)、淡吸引、血糖値の管理や床ずれ治療なども行えるため、今まで老健の入所を断られていた方も入所が可能になります。
今までの老健と大きく違うことは、夜勤の看護師の常勤と医療機関からの受入れや医療的ケアが必要な方を規定数受け容れることです。これにより上記に示した疾患に加えてターミナル期の患者さんも入所できるようになります。
しかし、多くの従来型「老健」が新型老健への転換を予定していないことから、現状ではまだまだ従来型の老健に一時入所しなければならないのが実情です。
今後の対応に変更があるのか、日々情報をチェックしていくのが大切だと思います。