認知症という言葉を耳にした事のある方は多いのではないでしょうか。
物忘れが激しくなる事は、高齢になると誰にでもある事です。
その症状が進行すると、家族の顔も忘れてしまう事があります。
以前の元気な姿を知っている分、ご家族の方もショックが大きいと思います。
認知症になってしまった方の接し方には、コツがあります。
認知症の家族と接する際には、以下の点に気を付けましょう。
目次
■相手を肯定する
認知症患者は、感情がなくなるわけではありません。
むしろ、記憶が失われてしまう事に不安を感じています。
そのため自分の言った事に対して否定されると不安になり、執拗に自己主張をするケースが多いです。
また、認知症の初期症状では自分で行った事も分からなくなってしまうので、記憶の整理が出来なくなり混乱してしまいます。
まず、相手を安心させるためにも肯定して話を聞いてあげましょう。
■相手のペースに合わせる
認知症になったからといって、何も出来なくなったわけではありません。
動きが緩慢になり、ゆっくりとした動きになるだけで、出来る事がたくさんあります。
出来るだけ相手のペースに合わせてやりたい事をやらせてあげましょう。
■きつい口調で話さない
記憶が欠けると、自分が今どこにいるのかが分からなくなってしまいます。
不安になり家に帰りたいという方もいます。
また、名前を間違えることや、食事をしていない、と訴えるケースも珍しくありません。
そんな時は家族もショックを受けてしまい、つい厳しい口調で訂正を入れる事があります。
認知症患者は感情のコントロールが上手く出来ないので、きつい口調で叱られてしまうと、刺激を受けて更に興奮してしまいます。
出来るだけ柔らかい口調で訂正をしましょう。
認知症患者と接するときには
認知症患者と接する時には、この3点に気を付けましょう。
家族での介護にはストレスがつきものです。
また、間違った介護方法では介護者も快適に過ごす事が出来ません。
プロの力を借りる事も時には必要です。
弊社の施設は、認知症専門のスタッフのいる老人ホームです。
静岡・群馬・埼玉など、各地に施設を設けております。
プロの知識と技術で、高齢者も快適に過ごしていただく事が出来ます。