Release: 2014/10/27 Update: 2021/09/05
バリアフリー住居について

高齢者や障害を持っている方の場合、一般的な住居での生活ですと、ちょっとした段差や床の素材などに、とても不便を感じてしまいます。
また、転倒やケガの危険に繋がってしまう事もあり得るのです。
バリアフリー住居の目的は、「高齢者や障害を持っている方が安全で快適に自活できることを目指す」という事です。


■自活の意欲

高齢者が寝たきりになってしまう要因の一つに、自活への意欲を欠いてしまうという事があります。
まず、高齢や障害などが原因となり、身体機能が弱くなってしまいます。
その状態で一般的な環境で生活してしまうと、不便な点や出来ない事が増えてきてしまいます。
誰かの介助があればこなせることでも、自分が動く事で人の手を借りる=誰かに迷惑をかけてしまうのではないかという心配から、自分で動く事を諦めてしまうという事に繋がってしまうのです。
また、自分で動くよりは誰かにやってもらった方がスムーズにこなせるという気持ちになってしまうのも、自活の意欲を欠いているという事になります。

■バリアフリー住宅の基本

バリアフリーの住宅には、いくつかの大切なポイントがあります。
まず、安全で機能的に使えるという点です。
安全性の確保こそ、最重要といっても良いのではないでしょうか。
バリアフリー住宅の目的である「自活を目指す」ためには、安全であるという安心感も必要です。

次に、清潔な状態を保てるという事です。
高齢者や障害を持っている方は、免疫や体力などの面で敏感な状態になっているといえます。
重篤な状態などを引き起こす原因などを徹底的に意識していく事が必要です。

また、プライバシーの確保が可能なのか、という点も非常に重要になってきます。
老人ホームなど集団住宅の場合、たくさんの人が生活し、その関係者が出入りします。

■バリアフリー老人ホーム

弊社で管理・運営を行っているのは、認知症支援の有料老人ホームです。
埼玉県・群馬県・静岡県・千葉県に施設を設け、障害のある方にも、快適で安全に自活を促せる清潔な環境を提供しております。


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